つい先日発表された助産師国家試験の合否発表。
受験された看護・助産・保健師学生の皆様、大変お疲れ様でした。
結果から書くと、私は無事、合格していました🌸
私は看護師資格はすでに取得しており、助産師国家試験のみの受験でした。
正直に申し上げますと、助産師国家試験を舐めていました笑
この考えのせいで人生の中でいっっっち番、本当に本当に痛い思いをしました。
看護師国家試験の新卒の合格率は95%程度、
それに対して助産師は99%越え。
「落ちるわけがない😃!!!!」
と舐め腐った気持ちで助産師学生を2年前に開始し、受験当日までその気持ちを持ちながら、ある意味リラックスした(笑)気持ちで受験日を迎えました。
試験当日、午前問題を解き終わった後の私は
「今年めっちゃ簡単じゃない?!」
という感想。
浮かれてしまったのが運の突きでした。
地獄の午後問題
そして迎えた午後。
これが地獄だったのです。
「え、え、まってわかんないわかんない。解けない。」
冷や汗が止まりませんでした。
テンパってしまった私は、
今ならなんでこの解答を選んだんだろうと後から死ぬほど反省するようなミスを多発。
この時の私に言えるのならば言いたい、
「絶対気をぬくな!!!今日だけは!!今日だけは気をぬくな!!!!」
試験後の私はミイラでした。あまりにも午後の試験に自信がなかったからです。
こんなに自信のない試験は人生で初めてでした。(自信があってもギリギリでなんでも乗り越えてきた私。自信がないということは相当酷いということを意味します)
次の日に出た解答速報では、私の感覚通り、
午前の点数は良いものの、午後がどうしようもないほど酷いものでした。
なんと一個めの解答速報の点数は、合格ラインに4点足りない点数(助産師国家試験は87点取れば合格ですが、私は83点)。
人生で一番泣きましたね。
人生一の絶望感でした。
自分の部屋の布団の中でダンゴムシになって泣きじゃくりました。
自分1人では耐えらえないほどのショックだったので(こんなの人生初めて)
リビングにいた母親のところに行き、みっともなく「うわあああああん」と声を上げながら(本当にこんな泣き方)
母親に泣きつきました。
「落ちちゃったかもしれないいいい」と自己採点結果を報告し、
「ええええええ」と叫び、青ざめる母親。
泣きじゃくる姉の姿を見てドン引きの妹。
娘の試験結果にショックを受けながらも
初めて見る娘の大号泣姿に、逆に冷静になってしまった母親。
「大丈夫だ、あんたは悪運だけは強いんだから」
と抱きしめてもらいました。
30秒くらい母の胸の中で泣き、落ち着いたら、自分の部屋に戻っていく。
でもやっぱり耐えられなくて、またギャン泣きしながらリビングに行き母親に抱きしめてもらう、
という流れをリアルに4回くらい繰り返しました(笑)。
友達も
「お前は運だけは強いんだから絶対大丈夫!!大丈夫!!」
と励ましてくれました。
(この根拠のない励ましがなんか元気出ました笑)
+1点しかない他社の解答速報
その後、2社が解答速報を出し、合格ラインからそれぞれ+3点、+1点という結果でした。
それでほんっとうに少しだけ気分がましになったのですが、合格発表までのおよそ1ヶ月半はアホみたいに落ち込みました。
(彼氏も「3つの点数の平均点は87点!!合格してるよ!!」と励ましてくれました笑)
でもやっぱり、
「3社中2社の速報で合格していたって、どっちも1問か2問間違っていたら不合格点だ」
「1問でも厚生労働省と解答が違ったら落ちる。でもそもそもこの解答速報が100%、厚生労働省の解答と一緒なわけがない。」
ネガティブな考えにばかり支配され、1人でいたらどうしても国家試験のことを思い出してしまう。
あまりの合格への希望の低さに、
「看護師だ…1年は看護師として働きながらまた受験生なんだ…」
と落ちた未来を想像しながら生活した1ヶ月半でした。
でも時々、
「いや、2社で合格してるじゃん。絶対受かってる!」
「というか落ちたって看護師できるじゃん。そんな落ち込むなよ!」と
2日に1回、5分だけポジティブになることができました。
合格発表の4日前に見た悪夢
合格発表の1週間目になると、携帯で自分の受験番号を確認する自分の姿を想像し、
動悸が止まりませんでした。
「あ〜、現実と向き合わなくてはならない時が近づいている」
「いやだ、いやだ、いやだ」
こんな気持ちで毎日を過ごしていました。
そんな合格発表4日目の夜、
国試が不合格だったという悪夢を見ました。
夢の中では、みんなが気まづそうに私を励ましており、
夢の中の私も「あーやっぱり落ちちゃったなあ。わかっていたけどやっぱりショックだなぁ」と絶望していました。
と夢の中で友達に励まされている最中で目が覚め、
「えっ、夢じゃん。まだ希望あるじゃん!!!」とやたら明るい気持ちになりました(受験前でもないのに何が希望なのがわかりませんが笑)
でもこの日を境に、なんでか、受かってるような気持ちが強くなってきました。
私はこれまで、悪夢を見たとき、それが正夢になったことがなかったからかもしれません笑
そして合格発表当日、前日の夜は寝つきが悪かったです笑
でもそれと同時に、
「もうどっちかわからないっていう不安からは解放される。幸せか、絶望か、はっきりするんだ」
と不安な状態に疲れてきていました。
14時発表予定でしたが、30分前から落ち着けなくなって部屋の掃除をはじめました。
不思議と冷静になっていました。
14時ちょうど、ソファに正座になって、受験票を手元にスマホの準備。
最初は回線が混んで開くことができず、確認できたのは8分後。
自分の番号があった時の驚きと、幸せは一生忘れません笑
これまでの不安から一気に解放されました。
家族や祖父母、彼氏や友達に泣きながらすぐに連絡しました。
ばあちゃんと友達とは泣きながら電話しました。
国試は舐めるな、舐めなかったら受かる
この助産師国家試験の体験から、私は
どんなに簡単に見えるものでも、人生がかかっているときは気を抜かない!!!
と強く決めました。
助産師国家試験は、決して難易度の高くない試験です。
油断しなければ、私みたいに人生のうち、1ヶ月半をあんなに暗く過ごす必要がありませんでした。(人生は長いのでたかが1ヶ月半ですが笑)
正直、遊びながらも、勉強する時間は勉強する!!と決めたら国家試験2週間前でも全然遊べると思います。(本当に本当に集中していたらですよ。)
実は私は、国家試験の2週間前までは海外に行っていました。(国試の2週間前に帰国)
正直、国家試験の勉強は友達とはほとんどやっておらず、1人でやっていました。
海外にいる間は、正直ほとんど集中できていませんでした。
「帰国したら集中しよう!」と考えていたのに、
帰ってきたもあまり集中できない。
正直、落ちたと絶望していたときは海外にいたことは全く後悔しておらず、
集中すると決めていた時期に集中していなかった自分を死ぬほど責めました(これが悔しくて悔しくて辛かった)
そうしたら本当に痛い目見ました。(最終的な点数はまだ知らされていませんが、相当ギリギリだと思います)。
今回、「本当に結果良ければ終わり良し」ではありませんが
「全力で取り組んだ自分がいなかったこと」への後悔がありました。
私は今回の経験は、神様からの警告だと思っています笑
「人生には欲張れ、でも油断するな」
これを教訓にしていきたいと思います。
入職まで1週間。助産師の勉強をして過ごそうと思います笑
次の国家試験を頑張る皆さん、国試はぜったい努力が報われる試験です。
自分で「全力で取り組んだ!」と思えるくらい勉強していたら大丈夫。
応援しています!!
長くなりましたが、私の助産師国家試験受験記を読んでくださりありがとうございました🙇♂️
またお会いしましょう☺️
(2025/3/36 新居にて)
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